細かいトークの内容なんかについては既にたくさん言及があるので、ごく個人的な感想をメモしておくことに。技術的な話はありません。
準備
今回も募集開始すぐにチケットをゲットして宿も手配。さすがに今回はキャパが大きかったのでチケットの追加販売があったので、いつも言ってたことが実現しててよかった感じがある。
1日目
メリークリスマス!
Perl6ねた、と思いきやトールキン話とか。いかにスムーズに権力を手放すか、という観点でPerlは力の指輪という例えは興味深い。そしてIT関係だけでなくトールキンにもついていく同時翻訳がすごい。
Managing Containers at Scale with CoreOS and Kubernetes
Kubernetesねただけど、自分で使ってみないとやっぱりわからないなあ。
TBD
RubyとかStreemを絡めて言語の開発の話。相変わらずしゃべりのうまさがある。
WebAudio で入門する信号処理
ブラウザで音声信号処理する話。こんなことまで出来るようになってたというのは驚き。
Electron: Building desktop apps with web technologies
Atomの下回りになってるElectronの紹介。同じコードでWindowsとMacの両方で動くようなアプリを調べてたりしたのでこれはヒット。試してみる。
Perl6 on JVM: It works??
タイトル通り。「遊べるぐらいにはなってきた」というレベルらしい。
Lightning Talks Day 1
相変わらずレベルが高い。ためになったのは「Gitの作り方」かなあ。 register_globalsの闇は深い。 そしてLTスポンサーは新しいな。
懇親会
会場広い。人も多いけど密度はそれほどでもない感じかな。デザート食べ損ねたのが残念。
2日目
どうしてこうなった? Node.jsとio.jsの分裂と統合の行方。これからどう進化していくのか?
Node.jsとio.jsの分裂話。無事統合されそうなのでよかった。
Perl 5.22 and You
Perl 5.22の話と5.24の予定の話。同時通訳は相変わらずすごいけど、やっぱりこれくらい細かい話になるとちょっと辛そうだったなあ。
Perlでゼロから作るコンテナ
Perlのsyscall使ってlinuxコンテナの基本を叩く的な。結局コンテナってこういうことをやってる、というのが分かりやすかった。
ソーシャルゲームにおける AWS 移行事例
やっぱり予行演習重要。あといざとなったらDNS変更して旧システムに戻せるようにしておくとやっぱり便利。
オープンソースエンジニアのための Windows入門
*nixでのアレはWindowsでどうするの集。結構知らないのもあったのであとで確認したい。
Lightning Talks Day 2
相変わらず面白い。役に立つ度だと「MySQL 5.7の罠があなたを狙っている」かなあ。 すごかったのはCONBU。 そしてLTスポンサーが間を繋ぐって結構いいかもしれないなあ。 トーク力がないと大変かもだけど。
Closing
参加者2000人オーバー。そしてbuilderscon.ioとか。
その他
ビッグサイトになってキャパ倍増。部屋も広くなったのだけど、人も増えたので人気のトークの混み具合としては前回より激しくなった感じかなあ。
ほとんどの部屋の席に電源があったとか、すぐそばにHUBがあるかとかは前回の会場の方が特殊だったとしても、前回みたいに無限コーヒーのある部屋に机と電源もあれば、トーク聞かない人がだらだらしやすくなるのでより良かったんじゃないかと思う。
後は運営も人数が増えた影響で色々読みが外れたところもあったっぽいのかな。弁当が1日目瞬殺2日目余り、とか。前夜祭も想定より多くの人が集まったみたいだし。
ともあれこのスタイルでのYAPC::Asiaも終わり。運営の方々お疲れ様でした。