NAME

perl5202delta - perl v5.20.2 での変更点

DESCRIPTION

この文書は 5.20.1 リリースと 5.20.2 リリースの変更点を記述しています。

5.20.0 のような以前のリリースから更新する場合は、まず 5.20.0 と 5.20.1 の違いについて記述している perl5201delta を読んでください。

互換性のない変更

故意に、5.20.1 から互換性がなくなるようにした変更はありません。 もし 5.20.1 との互換性がなければ、それはバグですので、報告をお願いします。 以下の "Reporting Bugs" を参照してください。

モジュールとプラグマ

更新されたモジュールとプラグマ

文書

New Documentation

perlunicook

この文書は Tom Christiansen によるもので、Perl で Unicode を扱う例を 提供します。

既存の文書の変更

perlexperiment

perlpolicy

perlsyn

診断メッセージ

以下の追加や変更が、警告や致命的エラーメッセージ含む診断出力に行われました。 完全な診断メッセージの一覧については、perldiag を参照してください。

既存の診断メッセージの変更

Testing

プラットフォーム対応

Regained Platforms

IRIX と Tru64 のプラットフォームは再び動作するようになりました。 (いくつかの make test の失敗は残っています。)

バグ修正の抜粋

既知の問題

前回のリリースからの正誤表

Acknowledgements

Perl 5.20.2 は、Perl 5.20.1 以降、34 人の作者によって、 170 のファイルに約 6,300 行の変更を加えて、 約 5 ヶ月開発されてきました。

自動生成ファイル、文書、リリースツールを除くと、80 の .pm, .t, .c, .h ファイルに約 1,900 行の変更を加えました。

Perl は、活気のあるユーザーと開発者のコミュニティのおかげで 20 年を超えて 繁栄しています。 以下の人々が、Perl 5.20.2 になるための改良に貢献したことが分かっています:

Aaron Crane, Abigail, Andreas Voegele, Andy Dougherty, Anthony Heading, Aristotle Pagaltzis, Chris 'BinGOs' Williams, Craig A. Berry, Daniel Dragan, Doug Bell, Ed J, Father Chrysostomos, Glenn D. Golden, H.Merijn Brand, Hugo van der Sanden, James E Keenan, Jarkko Hietaniemi, Jim Cromie, Karen Etheridge, Karl Williamson, kmx, Matthew Horsfall, Max Maischein, Peter Martini, Rafael Garcia-Suarez, Ricardo Signes, Shlomi Fish, Slaven Rezic, Steffen Müller, Steve Hay, Tadeusz Sośnierz, Tony Cook, Yves Orton, Ævar Arnfjörð Bjarmason.

これはバージョンコントロール履歴から自動的に生成しているので、ほぼ確実に 不完全です。 特に、Perl バグトラッカーに問題を報告をしてくれた (とてもありがたい)貢献者の 名前を含んでいません。

このバージョンに含まれている変更の多くは、Perl コアに含まれている CPAN モジュール由来のものです。 私たちは Perl の発展を助けている CPAN コミュニティ全体に感謝します。

全ての Perl の歴史的な貢献者のより完全な一覧については、どうか Perl ソース 配布に含まれている AUTHORS を参照してください。

バグ報告

もしバグと思われるものを見つけたら、comp.lang.perl.misc ニュースグループに 最近投稿された記事や http://rt.perl.org/perlbug/ にある perl バグ データベースを確認してください。 Perl ホームページ、http://www.perl.org/ にも情報があります。

もしまだ報告されていないバグだと確信したら、そのリリースに含まれている perlbug プログラムを実行してください。 バグの再現スクリプトを十分小さく、しかし有効なコードに切りつめることを 意識してください。 バグレポートは perl -V の出力と一緒に perlbug@perl.org に送られ Perl porting チームによって解析されます。

もし報告しようとしているバグがセキュリティに関するもので、公開されている メーリングリストに送るのが不適切なものなら、 perl5-security-report@perl.org に送ってください。 このアドレスは、問題の影響を評価し、解決法を見つけ、Perl が対応している 全てのプラットフォームで問題を軽減または解決するパッチをリリースするのを 助けることが出来る、全てのコアコミッタが参加している非公開の メーリングリストになっています。 このアドレスは、独自に CPAN で配布されているモジュールではなく、 Perl コアのセキュリティ問題だけに使ってください。

SEE ALSO

変更点の完全な詳細を見る方法については Changes ファイル。

Perl のビルド方法については INSTALL ファイル。

一般的なことについては README ファイル。

著作権情報については Artistic 及び Copying ファイル。