今年のJNetHack活動についてまとめておく。
(これはRoguelike Advent Calendar 202518日目の記事です)
ちかごろ
と言いながら、今年は色々地味に忙しくてほとんど手が付けられていないのですが。(以下、去年の記事も参考にしてください。)
JNetHack 3.6.7
ありがたいことにいくつかパッチを頂いたのでそれを適用していますが、それ以外はほぼ動いていません。かなり変更点がたまってきているのでさすがに一度リリースしたいとは思っているのですが、GitHub上でどうやってリリースするかといった辺りが完全に詰められていないので、なんとか今年中に、とは考えています。
JNetHack to-be 3.7.0
今年前半は不要コードの整理や実行コードUTF-8化の準備などをしていたのですが、後半は全然進みませんでした。
これには忙しさ以外にも理由があって、5月頃に本家側で「nmake環境でクリーンビルドできない」という不具合が入り込み、こちら側でもビルドできなくなってしまったからです。
そのうち直るだろうと思っていたのですが一向に修正されず、こちらからバグレポートを送るにしても英語環境でログを取らないといけないだろう、ということでなかなか手を出そうという気になれなかったのですが、12月に入ってさすがになんとかしないと、ということで、「GitHub Actions上でビルドしてエラーログを取る」という方法でレポートを送り、修正されました。
ビルドできない間も一応本家ソースコードへの追随自体は行っていて、ビルドできるようになってスナップショットリリースも復活しているので、怖いもの知らずの方はお試しください。
NetHack Nightly
前述のログ取りの副産物として、NetHackのWindows版ナイトリービルドを提供しよう、と準備だけしています。今のところビルドはできるのですがリリースがうまくいっていない(対策方法は分かっている)ので、こちらも今年中になんとかなるんじゃないかと思います。
まとめ
「やはりそろそろ一度JNetHackをリリースしないと、との思いを新たにしました。」と去年も書いていることに気付いたのですが、さすがにこれは今年中になんとかしたいですね。